Web漫画サイト構築
●HTMLにlintをかける
HTMLがひと通り出来上がったら、HTML-lintをかけて見ることをお勧めする。
lintというのは、プログラム言語であるC言語の世界で、ソースプログラムに詳細で厳密なチェックをかけるツールのことだ。
今はそれが派生して、C言語以外のプログラム言語での文法チェックツールもlintと呼ばれている。
HTMLの世界では
Another HTML-lint
というのが有名だそうで、Webサイト上でHTMLのチェックが行える。
実際にHTML-lintをかけてみると、ブラウザ上での表示や動きには何の問題もなくても、タグの閉じ忘れとかがいくつも指摘されたりして「あれ〜っ?」となる。
私は重大なミスもいくつもこのlintに指摘してもらった。手打ちでHTMLを作成しているのなら、かけてみた方が良い。
※指摘事項を全て直さなければいけない、という訳ではない。明らかなミスだけ直して、ほぼ影響ないだろうと思われるところはそのままでも良いと思う。現に私もそうしている。
ちなみにホームページ作成ツールを使っていて、ツールがHTMLを出力してくれる場合には、ツールがHTMLに責任を持ってくれている筈なのでHTML-lintをかける必要はない。
かけてみても良いが、指摘された部分をホームページ作成ツールを使って修正するのはなかなか困難ではないかと思う。ただ、ホームページ作成ツールがどれほど正しいHTMLを出力してくれているのか確認してみるのも面白いかも知れない。
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